売却の流れ
まずは査定を行います。
売却なさる一戸建て、マンション、土地などの物件情報をお客様からお伺いし、周辺物件の相場を調べます。もちろん売主様のご希望の金額を考慮し、価格を決めます。
②不動産の売却の依頼をする媒介契約を結びます。
媒介契約というと難しいイメージがございますが、仲介をさせていただきますという契約のことです。一般媒介、専任媒介、専属専任媒介と種類がございます。お客様のご都合に合わせた媒介契約を結び、販売活動がスタートします。
③お客様(売主様)には活動報告を随時行います。
7月1日 内覧希望のお客様がおりました。
7月3日 購入希望者から値段の交渉がありました。
7月4日 購入希望者のローンが通りました。
7月7日 契約希望です。
といった内容を随時報告いたします。
④購入希望者と交渉をします。
購入希望者が現れたら売却条件を交渉します。価格の条件は最も重要ですが、その他の条件についても、譲れる点と譲れない点を明確にして、交渉を進めましょう。
⑤物件の情報を開示します。
売買契約を結ぶ前に、物件に関する情報をできるだけ正確に購入希望者へ提供しましょう。特に、契約締結後のトラブルを防止するためには、物件に不具合や欠陥など(契約では「瑕疵(かし)」といいます)がある場合には、誠実に購入希望者に伝えることが大切です。また、契約時に「重要事項説明」という制度に基づく詳細な物件説明を行いますので物件調査にご協力をお願いいたします。
⑥売買契約を結びます。
契約書など必要書類に記名・捺印します。売却価格が決定すると当社に支払う仲介の手数料や不動産の譲渡にかかる税(所得税・住民税などの税金)も確定します。売却するマンション・戸建・土地などの不動産の用途や所有期間などによって税(所得税・住民税などの税金)の控除(特別控除)や特例(軽減税率など)が認められ税金(税)が軽減されることもありますのでしっかりとご確認ください。
⑦不動産の引渡しを行いまして完了です。
引き渡し手続きでは、売買代金を受領するのと同時に、登記申請(抵当権抹消、所有権の移転等)を行います。
細かな設備・備品等の取り扱いなどについても、買い主と現地立ち会いを行った上で十分に確認をしましょう。また、引き渡した後の税務申告などの手続きも漏れのないよう気をつけましょう。
購入の流れ
①資金計画を立てます。
不動産購入には物件の価格に加えて、税金・諸経費などさまざまな諸費用が必要になります。この諸費用部分は物件の価格のおよそ6~9%が目安です(※中古マンション・中古一戸建ての場合)。その他、引越し代や家具代、場合によってはリフォーム代なども必要になってきます。
物件の価格+諸経費(税金+諸経費)【物件価格のおよそ6~9%】
=自己資金+住宅ローン
■主な諸経費
仲介手数料 | ご購入が成約した場合にのみ、その取引額に応じて、所定の仲介手数料(消費税込)が必要となります。
※ご購入相談をいただいても、ご成約に至らなかった場合や、ご購入を途中で取りやめたなどの場合には、仲介手数料は発生しません。 ※原則、不動産売買契約時と物件引渡し時に半金ずつお支払いとなります。 |
---|---|
保証取扱手数料 | 住宅ローンをお借り入れ時の事務手数料です。 支払時期:住宅ローン実行時(=残代金お支払い時) ※金額は金融機関により異なります。 |
保証会社保証料 | 住宅ローンをお借り入れる際の保証料です。 支払時期:住宅ローン実行時(=残代金お支払い時) ※金額は金融機関、お借入額・お借入期間により異なります。 |
団体信用生命保険料 | 万一のときに備えた住宅ローン専用の生命保険です。 支払時期:住宅ローン実行時(=残代金お支払い時) |
管理費/ 修繕積立金等の清算金 |
マンション等の売買の場合、日割りで清算します。 支払時期:所有権移転時(=残代金お支払い時) |
その他 | 火災保険料や司法書士への報酬など |
②物件の条件を決めます。
予算や地域(お子様の学区やライフスタイルの合わせた条件)、物件種別(新築一戸建て、中古一戸建て、新築マンション、中古マンションなど)を決め、新聞の折り込みチラシやインターネット、モデルルーム等に足を運んでイメージを決めます。
③物件の絞込みをします。
イメージが固まりましたら希望の物件を再度内覧をし、これだ!と思う物件を探しましょう。
④売買契約を結びます。
これだ!という物件に出会えたら、売主様に対し、「購入したい」という意思表示を書面(不動産購入申込書)で行います。これを受けて、具体的な価格やご条件の交渉に入りますので、物件価格や引渡しの時期など、買主様の購入希望条件を伝えます。不動産業者より契約に関わる重要事項の説明を受け、契約内容に納得すれば、契約に入ります。
契約前に購入の意思を示す 申込証拠金が必要な場合があり、契約時には物件価格の1割程度の手付金が必要です。(売買契約が成立したら、申込証拠金は手付金の一部に充当するのが一般的です。)
⑤住宅ローン事前審査
住宅ローンご利用のお客様は、この時点で、金融機関(民間)に融資の事前審査の申込みをします。金融機関はご自由にお選びいただけます。
実際の住宅ローンのお申込みは、不動産売買契約成立後となりますので、後から「不動産購入契約はしたがローンを断られた」という事態にならないよう、事前に確認いたします。
⑥登記に必要な書類の確認
所有権移転登記の申請に必要な書類が揃っているか、司法書士が確認します。
買主様への不動産物件の所有権の移転に際し、障害となるような権利設定等がなされていないか、実際に登記手続きを代行していただく司法書士との連携で、安全で確実な不動産取引をお手伝いいたします。
⑦残代金の支払い
残代金を支払いまして鍵や必要書類の受け渡しが完了しましたら物件はお客様のものとなります。新生活をスタートしてください。
■残代金支払い時に必要な費用例
残代金
- 仲介手数料の残金
- 登記費用(登録免許税)
- 司法書士への報酬
- 固定資産税・都市計画税、管理費などの清算金
- 住民票
- 実印
- 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの、抵当権設定時のみ)
- ご本人確認資料(運転免許証など)
※その他ケースに応じて必要になるものがありますので、詳しくは担当者にお尋ねください。